2008.09.29(月)
『ロマンティックとは?』
旅行界広しと言えども、ロマンチストである事に関してはこの私の右に出る者はいないだろう・・・
私が一途に『ロマンのみ追い求めて旅をしている』ということは周知の事実であり、そして私には誰にも負けないだけの『ロマンチストとしての実績』もあるのだ・・・
尚、余談ではあるがかつて南米旅行中に『男はロマンティストで基本的にはバカである』という話を知り合った日本人旅行者の女性に話したらその女性も同意して「男は馬鹿だから~」と繰り返し、『自分で分かって自分で言っている事なのに、人からずばりと指摘されると傷付く』という人間心理をも経験したこのプロフェッショナルであるが、現実主義者である女性から見たら男性は愚かで、そしてロマンチストである。というのは確かな事であろう。
そしてこのプロフェッショナルこそがそのロマンティスト界の最高峰に立っているのである。
ここアイスランドはレイキャビク、世界最北端の首都。
到着日の夜、早速この地球最北端の首都の夜景を眺めにペルランという丘に登る・・・
夜景好きの私が最もロマンに浸る瞬間だ・・・
レイキャビクの街並・・・
そしてアイスランド最大の教会ハットルグリムスにその上から見たレイキャビクの街並
つい半年も立たない前には世界最南端の村(チリのプエルトウイリアムス)にいた私が今は地球の真逆の場所に立っている・・・
何とも言えない感覚だ・・・
こんな事に浸れる私はロマンティスト以外の何者でもないだろう・・・
そしてさらなるロマンを求めてレイキャビク郊外のツアーも取った。
先ずは世界最古の議会平原、ここはユーラシアプレートと北アメリカプレートの境目、離れていくプレートの境目を見れるのは世界でもたった2箇所しかないらしいがその内の一つである。
離れたプレートの裂け目とそこに溜まっている水、澄んでいて綺麗・・・
黄金の滝も見に行った・・・
そして間欠泉も・・・
噴出す直前、目の玉のようにポコーっと盛り上がる。
そして高さ10m-20mぐらいに一気に噴出す。
出た直後は目が凹んでいる
余談ながら英語で間欠泉を意味する「ガイザー」という言葉の語源はここの地名「ゲイシール」から来ているとの事だ。
私のロマンはこれだけでは終わらない。
天候が良かったので「オーロラ観測ツアー」も見に行った。
ただオーロラはいつでも見れるわけではなく、残念ながら空振りに終わったが・・・
それが少しでも私のロマンを掻き立てる時、私はそのロマンを追い求めずにはいられないのだ・・・
アイスランド・・・
世界最北の首都レイキャビクで・・・
私はロマンの全てを追い求めていた・・・
ロマンとは何か?
私に言わせれば
『“心の中にある、キラキラと輝く夢を追い求める事”である』
と、いうことが言えるだろう・・・
現実主義者である女性には分かりずらいのかもしれないが・・・
男はこうしてロマンを求める生き物なのである!!
そう、私はロマンの全てを理解し、そして追いかけて旅行をしているのだ・・・
と、
思っていたが・・・
真のロマンティックとは?
そんなものでは無かったのだ!!
最北端の首都、レイキャビクに・・・
その答えが・・・
いともたやすく転がっていたのだ!!
私は自らの不明を詫びる共に、今から真のロマンティックというものをお見せしようではないか!!
ロマンティック イズ・・・・
『むむむっ・・・』
ロマンとは・・・ロマンとは何ですか??
『おっ・・・おぅっ!!』
『こっこれが・・・』
『これこそが・・・・』
『ロッ、ロマンティックだったのですか・・・・』
『むひゅひゅひゅひゅ~・・・ゲヘヘヘヘェ~・・・・』
『・・・』
『・・・・・・』
もう一度繰り返そうか・・・
現実主義者の女性には分からないのかもしれないが・・・
男にとってのロマンとは『“心の中にある、キラキラと輝く夢を追い求める事”』であり・・・
そしてこれこそが・・・
これこそが・・・
“真のロマンティックだったのだ!!”
と言う事は・・・
旅行界随一のロマンティストたるこの私にとっては当然の事としても、私以外の全ての男性諸子もご賛同いただけるだろう・・・